12月15日 第9回 気づいた点など

  • 要約記事に使用された受け身表現が被害を表す場合、要約する時、その被害性も自分の要約文に表現しなければならないため、主語を変えて能動文にすることはできない。この部分に対して理解していなかった学生がいった。つまり、文そのものがニュアンスが持っていて言い換えるとき、ニュアンスを捨ててはいけない場合があることを学生に提示することが重要である。
  • ピア活動の時、学生の作文は構成や表現がよくできているが、その文献を引用する意図をはっきり書いていない場合もある。レポートや論文を書くとき、文献を引用した場合、その文献がどうしてそこに必要なのか、自分の考えとどのようなつながりがあるかを提示しなければならない。すなわち、文献を引用した後に関連性をつけることではなくきちんと考えた上で、自分の観点を支えるために文献を引用するということを学生に教える必要がある。